遍路休憩日には何もせず贅沢に一日ぼ〜っとしてみる
今の日本人はボ〜っと時間を過ごすのがとてももったいないと感じる人が多いと思います。
わたくしも何かしていないと落ち着かない方でしたが遍路をしてからはそんなに
生き急ぐことがなくなりました。
で、遍路をしているといろんな人と出会うことになるわけですが特に顕著なのがいわゆる
団塊の世代でバリバリ仕事してきた方々がやめて遍路しにきた場合とにかく先に急ぐ方が
多かったことでした。
そんな方と一緒に歩くこともありましたが、今までの習慣からかやっぱり急いでしまうと
ゆ〜かぼ〜っとすることができないみたいでした。
仕事もしなくて良くなったんだからそんなに急がなくてもい〜のにと思うんですが、
長年の習慣とは恐ろしいともんだと思いながらそ〜いった大先輩を観察してました。
人生何年生きるかは人によってまちまちですが、遍路が約2ヶ月かかるとはいっても長い
人生の中ではたった2ヶ月でしかないわけです。
よくよく考えるとそんなに長い時間を使っているわけではありません。
急いで先に進む人を見るとわざわざ四国に来ているのに何も見ずにただ歩くだけとゆ〜のも
なんだかなぁ〜と思うわけです。
何もしない贅沢を満喫する
何が贅沢は人の経験や視点で変わりますが、個人的な感覚で言うとできるだけ金を
使わずに遊べる事、楽しい思いをすることだと思っています。
社会に出るとついつい金勘定の世界にどっぷりつかってしまいがちになりますが
遍路では社会的には成功した人から逆に社会的な信用をすべて失ってしまった人まで
多種多様な経験をして来た人に出会います。
で、そんな人をいろいろみていて思った事は金がすべてではないとゆ〜ことです。
(勿論、必要最低限のお金はないと困りますけども (^_^;)
遍路をしていると時間を自由に使える事も贅沢だし、いろんなところで野宿できるのも贅沢な
こととして感じるわけです。
で、その時間を自由に使える中での一番の贅沢が外の景色でも眺めてボ〜っとする事です。
勿論、日頃は歩き遍路として一日めいっぱい歩き切っていなければなりませんが
たまにサボって今までに見たこともない絶好の景色を眺めるのは泣きそうなくらい贅沢に
感じることがあるわけです。
そ〜いった事を時間の無駄と思うか贅沢と思うか人によって微妙ですが
歩き遍路を経験してしまうと必要以上の早いスピードで生き急ぐことはないなと
思えてしまうわけです。
怪我してしまった場合は!!
そ〜は言ってもたまには急ぎたくなるときもあります。
だけども途中で足を怪我してしまったあるいは病気になってしまったときなどは
地元の人のご好意で何日か養生させてくれる場合があるかと思います。
そんな時は先にすすむことはしばらく諦めてとにかく養生してください。
途中でリタイアしたわけではないですからそ〜いった時の贅沢さ加減も十分に体感して
ください。
今までとにかく突っ走って来た方は休むとゆ〜ことが苦痛に感じるかと思いますが
怪我の時はど〜しよ〜もありませんので時間をかけて体を直してください!!
せっかくの遍路ですからそ〜いった時は上の方からいただいた休みだと思って
あまり深いことを考えずにぼ〜っとしてください!!
特に目的もなくただなんとなくだらだらして生きている時のぼ〜っとする場合と
遍路での場合は同じことでも全然意味合いが違うと思います。
遍路の場合はあくまでも道中の休憩ですから長丁場の旅の間にする分には決して
時間の無駄になりません。逆に旅を無事に終わらせるにはとても大切な時間になります。
ですから世間的に無目的な行為に見えても自分の中での捉え方がしっかりしていれば
それはそれで構わないと思います。
遍路でいろいろ贅沢なことを経験すると思いますがその中にぼ〜っとしたことも
入ると思いますのでたまに歩きながらでも休憩がてらにぼ〜っとしてみてください!!
実をゆ〜と遍路のはじめはわたくしも急いで歩こうとしていました。
ところが途中でいろんな人に逢ったり、怪我などをしてそんなことしてもあまり意味がないと
思うよ〜になって必要以上に急ぐことはしなくなりました。
そ〜するとなんだか余裕ができたとゆ〜か気持ちが楽になった気がして更に遍路が
面白くなったわけです。
しょっちゅうぼ〜っとしているとかえってだらけてしまいますのである程度自分に厳しくして
歩いてください。そ〜すればメリハリがついて有意義な遍路ができると思いますよ!!
投稿情報 : 2007/12/05

