歩き遍路でわずかに残った山道(旧道、峠道)を歩く
今回はへんろみちの中でも山道のお話しです。
一口に山道と申しましても何種類かに分かれます。
山道の種類
○ 行政が管理しているところ
主に、「四国のみち」などの国土交通省と環境省が管理している道です。
ですので軒並み道は舗装されていませんが歩きやすいように急勾配なところには
階段が設置されています。
○ 地域の方が自主的に管理しているところ
へんろ協会や地元の方がボランティアや自主的にへんろさんのために
雑草の草刈りなどやゴミ拾いなどをされています。
上記2つの道は一部共同で管理されているところがあります。
○ へんろが歩いてみちをなしているところ
へんろみちにはあまり歩かない道もありまして人気の無いそ〜いったみちは
管理されておらず野ざらし状態になっているところもあります。
そ〜いった道は夏季には草ボ〜ボ〜ですからよく確かめて歩かないと道に迷ってしまいます。
また運が悪いと蛇などに遭遇しますのでそ〜いった道を歩く場合は
鈴など音がよくなるものを身に着けて歩きましょう!!
それとジーパンをはいていれば蛇が寄り付かないとされていますが
先日テレビで実験したところを見たんですが何食わぬ様子で噛み付いていましたので
ジーパンは意味が無いようです。
山道のお薦めの点は
まずは山道を歩く良い点からはじめます。主に山道を歩くと
- 足に心地よい反動がかえってきて道路とり歩きやすい
- 暑い時期は涼しい
- 歩きながら森林浴できる
というのがあります。
ど〜しても舗装道を歩いていると硬いし、しかも暑いですから足がど〜しても
疲れてしまいます。
たまに山道を歩きますとほどよい弾力感がありますから道路より
クッション性があって心地い〜と思います。
また、夏場の暑い時期は山道を歩くと涼しいですから道路を歩くより快適だと思います。
歩いていれば湧き水などにも遭遇しますのでそんなところでゆっくり
休憩して一息ついて下さい。
そして同時に鳥のさえずりなんかを聞いて歩けますから森林浴をしながら
更に気分が癒されるかと思います。
(道に迷ったりなんかして時間に追われている場合はそ〜じゃないでしょ〜けど......)
ただし、花粉症の方は春は杉林などの中に入るのはかなりの拷問になるでしょうね
(意外と杉がある山道は多いですから、ご注意下さいね!!)
ちなみにわたくしは花粉症なんですがへんろみちの場合は何故か大丈夫でした。
不思議ですね。で、へんろが終わってから症状は軽くなりました。
思い込みかもしれませんけど (^_^;
以上が山道を歩く際のよろし〜点でした。
続きまして、山道を歩く際の注意点を挙げていきます。
注意点
○ 天気が悪い日(特に雨の日)は大変!!
天気が悪くなりそ〜な日や既に雨が降っている日はへんろみちは危ないのでやめましょう!!
歩けないことはありませんが道が雨で増水して川状態になっている
ときがありますから荷物が重い方は足を滑らせる危険があります。
それと、へんろ転がしなどの急勾配のへんろみちは
雨が降った数日は道が乾いていませんから雨の日同様滑りますので危険です。
わたくしの2周目の時のことでしたが88番:大窪寺に行く時に
ちょうど台風と雨の日が数日続いてしまいまして女体(にょたい)山越えを
したかったのでその影響で何日か足止めを喰ってしまいました。
台風の影響がそれなりにあったのでそれなりに大変でしたがなんとか無事に
山越えはできました!!
また山道の場合は登りより下りがきついので慌てず慎重に下りましょう!!
○ 入り口で携帯の電源を切っておく
山道に入る場合野宿へんろさんの場合で携帯電話を持参されている方は
電源を切ってから入りましょう。
場所によってはへんろみち前から電波が入らない場合がありますから
余計な電池を消耗させないために気を付けましょう!!
一度、へんろみちに入ると2,3時間は平気で歩くところもありますから
電源を入れっぱなしだとそれだけ余計に無駄な電池が使われますから
いざ、電話しようとしたときに電池切れということになりかねません。
またその日野宿する場所に電源があるかど〜か分からない場合は
一日、電源を切っているのも電池切れの予防になります。
新品の電話でしたら2日弱は待ちうけ状態だけでなら持つでしょうが
使い慣れてる場合は電池消耗が激しいでしょうから毎日充電していないと
まずい時がありますのでご注意下さい。
基本的に野宿するよ〜な場所には電源はありませんから
お接待を受けた時とか、食事する時、または風呂洗濯の時などに充電してください。
もし予備電池があればそれも忘れずに持って行きましょう!!
または乾電池で充電できる携帯用の充電器も持っていくのもい〜でしょ〜!!
○ 慌てて歩かない
上にも書きましたが山道で慌てて歩くと危険です。
はっきり言ってろくなことがありません。
スベる、コロぶ、ヒネるなど怪我の元になります。
ねんざなどをしてしまうとそっから歩けなくなる場合もありますからホントにヤバイです。
また下り道の場合だとヒザが笑いますから余計に慌ててはいけません。
○ 16時以降は山道には入らない
時期にもよりますが午後4を過ぎますと意外と山の中は暗く感じます。
ですから、もしへんろみちを通りたい場合はもっと早い時間に入って
余裕を持って歩いてください。
平均でへんろみちは2,3時間かかりますから
日がかげる前に民家の近くにはたどりついているのが理想ですね。
段々と暗くなっている中を一人で歩いているのはど〜しても怖いし不安に
なるでしょうから急ぎ足になってしまいます。
そんな時に限って上に書いてあるよ〜に怪我をおこしかねません。
で、実際に怪我をして動けなくなったら大変ですからも〜怖くて仕方ありませんよね
ですから理想はお昼過ぎくらいに入って夕方前には一般道に出られるよ〜な
計画であればベストですね。
○ 分岐点の先の目印を見逃すな!!
ほとんどのへんろみちはわかりやすいみちなので迷うことはないと思いますが、
一部の分岐点では「おいっ!、これどっちなんだよ」と迷ってしまうよ〜な場所もあります。
そ〜ゆ〜ところは何故だか分かりませんが分岐点よりちょっと先にへんろみちの
目印があったりします。
これはアンチへんろさんたちの悪戯がなんなのかわかりませんが
とりあえず迷ったら数十m進んでみて目印を確認してください。
目印にはへんろマーク、黄色い札、赤や白の布やタオルなどです。
もし数百m歩いても何も目印がなければ多分違う道ですから
分岐点まで引き返して別の道を進みましょう。
それと空海さんにも力を借りましょう!!合言葉は「南無大師遍照金剛」です。
○ ゴミを捨てるな!!
これは当然のことなので特にいうことでないかもしれませんが
歩いて思ったことはへんろみちにはとてもゴミが多いなあ感じました。
へんろみちの一部は地元の方も散歩等で歩いているところもありますが、
へんぴな場所ではへんろしか歩かない道もあるわけです。
そこで弁当の残骸や最悪タバコの吸殻などを目にします。
ただ拾えればい〜んですが自分の荷物も重いし
ゴミを拾いはじめるとどんどん目に入ってくるので
すぐに限界を感じてしまい諦めて先に進むことになります。
人のゴミを拾うのも遍路の役目の一つかと思いますが、それが困難な場合であれば
最低でも自分で投げ捨てをしないよ〜に心掛けては欲しいと思います。
余裕があれば他人のゴミを拾って欲しいですが気分的に納得が行かない方も
いるでしょ〜からできる範囲でキレイにして欲し〜な〜と思います。
ということで今回はへんろみち(山道)についてでした。
今回は注意の方が多かったかもしれませんが気をつけるべきところが
バカにしないで実践してみてください
投稿情報 : 2005/11/06

