歩き遍路の注意点 … 歩き遍路をする上での注意事項
歩き遍路で道を聞く場合、相手が地理に詳しいと思わない
歩き遍路は、日常生活では考えられない位の距離を歩きます。
しかも、ほとんどの方は、歩いたことのない四国という地域を歩くわけです。
ですから、いろいろと不安がついて回ると思います。
そんな中、たまに道に迷うことがあります。大抵は何がどうしてそうなったのか
わからない間に道を間違えたり、迷ったりすることがあるわけです。
ここでは、そういった時に気をつける点について書いてみました!
歩き遍路は地図がなくても歩けますが....
今の歩き遍路は、ひとむかしと違って、かなり歩きやすくなっています。
道自体がかなりの距離で舗装され、また一部の山道でも、国や県の取り組みで整備されて
要所では、大まかですが地図がありますので、方向感覚や長距離を歩きなれている方なら、
地図がなくても、歩けてしまいます。
実際、外国人遍路さんの中には、地図を持たずに歩いている方も結構いたりします。
異国の地で、そんな風に歩くのは、かなり不安な気もしますが、気にせず歩いています。
そんな環境ではありますが、歩いていると疲れてきますので
しだいに判断力や集中力が落ちてきたりすると、なんでもないところで
地図や標識、目印などを見逃してしまい、道に迷ってしまうという事態が
たまに起きてしまうわけです。
同様に時間に追われて急いでいる遍路さんでも、同じように道を間違えてしまう可能性が
ありますので、気をつけないといけません。
つまり、地図がなくても問題なく歩ける場合は、常に体調が万全で平常心で
いられる方であるということになります。ですから、歩き遍路をされる方は
地図を持っているいいかと思います。
歩き遍路は四国でも、常識ではない!
歩き遍路は、四国を歩くわけですが、四国のすべての市町村を歩くわけではありません。
ですから、同じ四国の方であっても、遍路の事を知らなかったり、詳しくはない方がいると
いう方がいることは知っておいてください。
逆にいうと、遍路に詳しい方は、遍路ルート沿いに住んでいるか
または、四国人で歩き遍路をやった方だけです。
それ以外の方は、ほぼ詳しくはありませんので、その点は抑えておいてください。
歩き遍路で道を聞く場合!
歩き遍路をする場合、実は地図を持っていても、道に迷うことがあります。
ですので、道に迷うことは歩き遍路では当たり前だと思って参加してください。
でも、道に迷うのはとても怖いことですから、自分が道に迷ったらと思ったら、
すぐに道をたずねる習慣をつけておいてください!
そうしないと、ドつぼることが多々ありますので、気をつけてください!
土地勘のないところで、自分でなんとかしようとするのは、気持ちがわかりますが、
あまりおすすめできませんので、ヤバいと思ったらすぐに人を見つけて道を聞いてください。
で、遍路中に道を聞くときの注意なのですが、いくつかあります。
まずは遍路ですから、迷うと「お寺はどっちの方向ですか?」と聞きたくなりますが、
遍路の事を全く知らない方は、答えようがありません。ですから、
遍路を知らない方に道を聞くときは通り道にあるチェックポイントが
この道の先にあるかを聞いてください。
例えば、地図にコンビニなどが書いてあったら、そのコンビニはこのまま行けば通るかとか
スーパーや郵便局はありますか?と聞いてください。
また、お寺やチェックポイントまでどのくらいで到着するかを聞くときは
「そこまで、あと何kmですか?」と時間で聞かずに距離で聞くいうことです。
四国の田舎では、ほとんどの方は車で移動することが多いので、
出会った方に、「あと何分で着きますか?」と残り時間で聞いてしまうと
大抵、車でかかる時間で答えていただきますので、そのまま歩くと大変な目にあいます。
同じ5分と言われても、歩けば、500m前後ですが、車の場合は5kmになります。
ですので、遍路中にあとどのくらいかを聞くときは、
必ず、「あと、どのくらいの距離ですか?」と聞いてください。
また、道を聞いた方の説明があやふやだと思ったら、すぐに別の方を見つけて聞いてください。
どうしても人が見つからない場合は、宿屋であれば、直接電話してみてください。
個人的な経験ですが、遍路中に道を聞く場合に、相手の遍路さんを見る目で
信頼度が変わることがあります。
遍路に関心がない方は、平気で適当なこと言うことがあります。
信じられませんが、実際に経験しましたので、確認済みです。
ですから、同じことを聞いて、違うことを言われたら、
あきらめずにその後も何人かに必ず聞いて、情報の信頼度をあげていってください!
歩き遍路をしていると、いろんな方に出会います。その中には、遍路に対して、
様々な印象や感情を持っていますので、同じ四国人だからといって、すべて同じとは
考えないでください。
遍路ルートに住んでいる方は、おおかた、歩き遍路には特に親切に応対していただけますが、
四国でも市街地に行くと、遍路には無関心な方もおられて、知らないにも関わらず、
適当なことを言う方もおられますので、気をつけてください。

