歩き遍路中の山道をあがる時の注意
歩き遍路では、いろんな道を歩きますが、その中には山道もあります。
一般的に、山道は傾斜があり、普通に登るのも大変です。
しかも、歩き遍路さん以外は通らない道もあったりしますので、
気をつけないといけないわけです。
ここではその点に関して書いてみたいと思います。
歩き遍路中の山道には時間が大切!
歩き遍路では、今現在でも一部のルートに山道が残っているところがあります。
一番最初に遭遇するのが、へんろころがしの一発目として恐れられている、
藤井寺から焼山寺にあがるへんろみちです。
このへんろみちは、距離は約12kmと短いのですが、
結構な山登りルートになっているため、日頃歩き慣れていない遍路さんからすると
かなり難儀してしまうルートになります。
時間の目安は約6から8時間と開きがありますので、
自分のペースがよく分からない場合は、遅い時間で考えてあがってください!
なぜ、ここでこんなことを言うかと言えば、歩き遍路中に時間配分を誤ると、
山の中で暗くなってしまい、最悪遭難してしまうからです。
ただ、野宿で遍路される方はいいのですが、宿泊をされる方は気をつけてください。
ですので、歩き遍路で山道を歩く場合は、基本朝一で上がるようにしてください!
こうすることで、明るいうちに山を抜けることができて、しかも疲れている場合は、
お寺でゆっくり休憩できますので、時間には敏感になっていてください!
歩き遍路では、山道を一人で歩かない
歩き遍路では、たまに山道を歩くことがありますが、できることなら、
歩き遍路中は山道はいろいろと危ないので、一人で歩かないようにしてください!
歩き遍路をされる多くの方は、一人ではじめることが多いので、
はじめは、一人で歩くことがあると思いますが、11番に到着するころには、
何人かとお知り合いになっていることと思いますので、
その方々と一緒にパーティーになって登ってください!
山登りに慣れている遍路さんでしたら、一人でも特に問題がないかと思いますが、
歩き遍路で始めて軽登山をなさる方は、何かあったときに大変困りますので、
できることなら、人を見つけて一緒に登ってください!
山登りでは、運が悪いと、事故や怪我をしてしまうことがありますので、
一人ではどうすることもできないことが状況になってしまう場合もありますので、
そんな時のために、なるべく人と一緒に歩いてください。
ペースは一番遅い方に合わせる事になりますが、時間があれば、
ゆっくり歩いて、できるだけ体力を温存しながらお寺まで歩いてください。
遍路で山を歩いている時は、携帯電話が通じない場所が多いため、電話で助けが呼べません。
圏外だと電池を余計に食ってしまうそうなので、山に入る前に電源を切っておいてください。
山でお話がしたい場合は休憩の度に、電源を入れて、通じるか確認してみてください。
歩き遍路での寒い日の山歩き!
歩き遍路に参加する時期によって、山登りがさらに過酷になることもあります。
特に寒い時期は、雪が積もる箇所もありますので、より気をつけないといけません。
毎年、軽登山での事故がニュースになりますが、歩き遍路でもそういうことが
起こり得ますので、寒い時期の山登りは気をつけてください。
また、寒い時期だけでなく、雨が降っている日に、山を上がる場合は、
かなり危険ですので、どうしても山道を通らないと行けない場合は、
いつも以上に気をつけてください。(できれば、延期か迂回してください!)
それと、歩き遍路中の山登りは、常に汗をかきますので、
できれば、休憩の旅に着替えられれば、着替えてください。
遍路の場合は1000m級の山しかありませんが、
それでも地上とは約6度は低くなりますので、寒い日は余計に寒く感じてしまいます。
もし石鎚山に上がる場合は2000m級ですから、さらに用心しないといけません。
その注意を怠ると、低体温症になってしまうかもしれません。その対策としては、
・汗をかいたら着替える
・こまめに休憩して、小腹が減ったらいつでも何かを食べる
・防寒具(合羽やインナー)は絶対に忘れない
などを準備しておいてください!
歩き遍路での、山道は大変厳しい道のりになりますが、
登りきった時の達成感と連帯感は、何とも言えないものがありますので、
そういったものを含めて、知り合いと歩いてください!
そうすると、歩き遍路がより有意義な修行旅になりますので、ぜひ一緒に歩いてください!
投稿情報 : 2010/03/11

