歩き遍路は今までの生き方のゴミ捨て場

歩き遍路にやってくる方の中には、精神的にかなり追い詰められた、
または自分で追い詰めてしまった場合
であったりします。
つまり、精神的にボロボロという状況で、気がついたらお遍路していたということもあったりします。

ほとんどの方は、そこまでいかないうちに遍路にやってきますが、
深刻度の差は、あれ似たような状況であるわけです。
そうした場合、歩き遍路でどうするかと言いますと、歩きながら自分を身軽にするわけです。
ここでは、そんな歩き遍路するときの一つの捉え方について書いてみたいと思います。

歩き遍路に来る方は、今のままではどうにもならない場合もある!

歩き遍路は、いろんな方がやってきますから、会う人会う人千差万別で、
人間ウォッチするだけでも、とても面白いわけです。
そんな、歩き遍路さんの中には、とても深刻な問題を抱えている場合があります。
つまり、家にいてもどうしようもない状況であったりするわけです。
それなら、歩き遍路にでも行って、少しでも問題が解決するならと考えて、
やってくるわけです。

悩みは、いろいろあるわけですが、多い理由に、人間関係、金銭、病気など問題があります。
歩き遍路をしただけで、これの問題が一挙に解決するかは人にもよりますが、
家での日常で解決がきそうにない場合、歩き遍路をするのは、一つの問題解決の糸口としては、
いいと思うわけです。

歩き遍路で、自分に必要のないものは潔く捨てる!

問題解決のために歩き遍路をするというのはいいのですが、
ただ歩くだけでは、あまり意味はありません。
「面白かった」と感じるだけでは、ただの旅になってしまいますので、
もう一歩自分のために行動をしなくてはいけません。
それは、歩き遍路中に、自分に起こっている問題の原因の解明することです。

原因がわからないと思う方もいるかと思いますが、
多くの場合、そういったものは正視するのが嫌なだけで、
わかっている場合が多いですから、歩き遍路中に自分に正直になって、
問題点を見つめて、わかったら、その原因を改めることです。
そして、多くの場合、そのことに関係する物や事を潔く捨てることです。
そうすれば、精神的にすっきりして、問題が解決してしまったり、
問題の解決策がわかったりします。
つまり、余計なモノを抱えていたのがつっかえ棒になっていただけということが多いわけです。

そして、歩き遍路では、そのことが物を基準にわかりやすく整理できるわけです。
歩き遍路は、自分の体力に応じて背負える荷物の量が変わります。
同じ体重でも体力があれば、多く背負えるわけですが、
ただ、背負いすぎても歩くのが大変になるだけですので、
自分のちょうどいい重さを知ることが重要なわけです。

そのことを体感して、いらない物や精神的に余分なモノを捨てるわけです。
歩き遍路で楽に歩くためには、できるだけ物を背負わず歩くことで、
そうすることによって、余裕を持って旅ができたり、いろんなところにも行くことができるようになります。
そのことを歩き遍路で実感して、自分にとって要らないものを捨てられるようにしてください!

歩き遍路でのゴミを捨てるときは小分けにして!

歩き遍路は、人により背負っている荷物や抱えている精神的なモノは違いますので、
人によって捨てる分量は違います。
ですから、あまりにも捨てる量が多い方は、ほどほどにしておいてください!

物の場合は、不法投棄は論外ですが、一ヶ所に集中的に大量のゴミを捨てると、
顰蹙を買うだけですから、多い場合は、小分けにして捨てて行ってください。
精神的なモノも一ヶ所で吐き出してしまうと、周りの方に非常な迷惑になりますから、
気をつけましょう!

また、お接待などで人と話す場合、遍路のことを十分承知している人なら、自分の問題を
打ち明けても構いません
が、大概の場合は、お接待する方の話を聞く側になることが
多いので、そんな時も気をつけて、自分の話でヒートアップしないようにしてください!

歩き遍路中に、いろいろな物やモノの捨て方を会得すれば、
元の生活に戻っても、昔と同じようにすることはないと思いますので、
楽に過ごせるようになると思います。
とにかく、歩き遍路中だけでなく、自分にいらないモノは捨てるようにしてください!

投稿情報 : 2010/06/15

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