歩き遍路ってそもそも何ぞや?

まずなにはともあれ「へんろ(遍路)とはなんぞや?」っていう話から
はじめたいと思います。

Q.「へんろとは?」と聞かれて無茶苦茶簡単に言うと

A.「空海ゆかりの四国のお寺をお参りすること」ということになります。

かなりはしょり過ぎですか?(笑)

それでは、もう少し込み入って解説させて戴きます。

まずはとにかく空海さんの登場からです!!

8世紀頃に四国の香川県に空海さん(弘法大師)という後にカリスマの
お坊さんになる人が生まれます。
成長して、京都の大学でエリートの道を歩んでいたんですが
その道には満足せず世の中を憂いて仏教に目覚めます、
そして四国に戻りその山野を駆け巡って荒行を始めます。

その後、唐に渡り真言密教の教えを会得して日本に帰国、
高野山を開山するわけです。

そして空海さんは伝説の人へ!!

そんなこんなで高野山で空海さんが入定致します
(空海さんは決して死んではいないんだそ〜です。
奥の院で今も禅をしているらしいのです)

その後、身を隠した師を慕う弟子達は当然の事ながら
師匠が修行した四国の地を訪れるわけですね。

そこで同じような山野修行をしたりしながら師匠の面影を感じて
修行をしたんでしょう。その修行中に師匠の空海さん会ったという
人も出てきて空海さんそのものが信仰の対象
にもなりはじめます。

それが時代が下るにつれ一般庶民にも広がっていき
巡礼すれば難病が治るだとかっていう噂も出てきて室町時代や江戸時代には
へんろブームがおきます。
特に江戸時代にはへんろの指南書が出版されて
これが更に時のブームに火をつけたようです。

平成の世のへんろは!!

現在では道路や交通の便が発達したのと、テレビのおかげで
四国にもかなり行きやすくなったようでかなりの数のへんろさんが歩くように
なったそ〜です。主な目的は自己鍛錬や癒し旅が最も多い〜です。

またへんろはウォーキングとして健康ブームの一部としても実践されています。
中には昔同様の供養や修行目的で周っているへんろさんも居られます。

そんなこんなで四国にきたらへんろさんは今でも空海さんの生まれ変わりとして
非常に大事に扱って
くださいます。
(一部の地域ではシカトされる場所もあります......)。
ということでとにかくビッグスターなんですね!!

ところで伝説は今でも時々顔を出すようで現在でも不思議な体験を
されている方もいます。
(わたくしも何回かありましたよ!!)
あなたも空海さんの伝説の一部を体験してみてはいかがでしょうか!!

へんろは普通の旅とは何かちょっと違う雰囲気がありますので
それを皆さんにも感じ取って戴ければと思いますね。

へんろはまず空海さん=弘法大師ありきってことでこのお話を
閉めたいと思います!!

投稿情報 : 2005/03/18

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