歩き遍路の伝説 … 歩き遍路中でたまに出逢う伝説
歩き遍路で迷った時は犬があらわれて先導してくれる
へんろ中にはいろいろ不思議なことを体験する時があります。
今回はその中でも多く聞く話がこれです。わたくしも実際体験いたしました!!
迷うこともあるでしょう!!
難所と言われているところは昔の山道がまだかなりあります。
場所によってはかなりきつい傾斜もありますので歩きへんろで
重い荷物の方にはかなりの苦行になると思われます。
きついですから当然顔もうつむきかげんになってしまいます。
1周目の方で運の悪い方は分岐にあるへんろ道の目印を見逃して
道に迷うことも多々あります。
(わたくしも何度かあります。 (>_<;)
そ〜なりますと当然戻らなければならなくなります。
が、しかし歩きの場合は道に迷うと車の場合とわけが違います。
車の場合はぶつくさとちょっと愚痴を言ってちょっとアクセルを踏めば済む事ですが
歩きの途中で山の中で道に迷いますとど〜なるか
まずはこのあと戻れるんだろ〜かと不安になります。
しかも、そのことだけでなく道に迷ったであろう場所まで戻らなければ
いけないので体力的、精神的にかなり打ちのめされます。
こ〜ならないためには休憩を取りながらゆっくりゆっくり進んで
目印を良く見て歩くのが一番い〜のですが
中には時間的都合が無い場合やとにかく今日は歩こうと自分で決めた日を
設けてあえて急ぐという方もいます。
実際にやってみればわかりますが、あまり無理をして体を酷使をすると
お大師さま的にと自分の体の悲鳴とから体が動かなくなります。
特に肩、腰、足からの激痛がそのサインです。
これを我慢して歩いていると山道に入ったときに動けなくなって
とんでもないことになってしまいますので注意しましょう!!
なんでこんなところに!!
ということでそんな道に迷った方々に救世主ともいうべきお大師さんの
使者(?)がたまに登場します。それが今回の「お犬さま」です。
歩きへんろさんが分岐でどっちに行くか考えていたりしたり
道に迷っていたりしているとどこからともなく現れて先導してくれます。
どこで出てくるか、いつ出てくるかなどはわかりませんが
近所の犬が歩きへんろのピンチを感知して出てくるよ〜です。
わたくしは12番焼山寺からの下山途中でこの「お犬さま」に遇いました。
そのお犬さまはこちらとある程度の距離をとって
(その時は100m前を歩いていました。)
こちらの様子を見ながら先導してくれました。
面白いことにこちらが休憩するとお犬さまも一緒に距離を保ったまま
休憩してくれました。
1時間近くへんろ道に居て県道に出る前になってふと前を見たら
居なくなっていました。
結局どこの犬なのかは今もってわかりませんが
いわゆるお大師さんの使者だったんでしょうか??
わたくしがお犬さまに出逢ったのはこれ一度だけでしたが
人によっては何回も遇うよ〜です。
(野犬はべつですよ!!)
実際、お犬さまに先導していただくとちょっと泣けてしまいます。
昔のヒーローものの話のよ〜です。
「あの〜、お名前だけでも」って聞く前に消えてしまうヒーローの
よ〜でした。
皆さまの場合にはいつ出てこられんでしょうか??
もし出会ったらまずは「お犬さま」に合掌してからついていきましょう!!
ただし「お犬さま」の目印はありませんので雰囲気で判断して下さい!!
へんろ道には野犬もたまに出ますから!!
ということで今回は「お犬さま」のお話しでした。

