歩き遍路が通る地域の方のガス抜き(特にグチの聞き)役

遍路で歩いているといろんな方からお接待をいただきます。
そんなお接待の中にはわざわざ家にお呼ばれされて休憩やお泊りさせていただく場合も
あります。

そんなときにはふと周りの人には話せないいろいろな話をポツリとつぶやく場合もあるのです。
はじめはなんでそんなことを自分にゆ〜のか不思議だと感じる方もいるかと思いますが
そのうち気付いてくると思います。

地元の方に人にとっての一服清涼剤

四国人に取ってみれば遍路はどこの馬の骨ともわからない全くの他人です
だけど、そんな他人を四国の方はやさしくもてなしていただけるわけです。
そ〜いった文化が当たり前になっている四国は凄いところだと思う瞬間です。

そんな四国人の方々はそこに家があって住んでいるわけなので遍路みたいに滅多なことでは
あっちゃこっちゃには動けません。しかも古い集落ではご近所付き合いが唯一の
生命線ですから地域の方同士で暮らしているとそのうちいろいろと欲求不満や鬱憤が
たまってきて
しまいます。

それを赤の他人の遍路にぶつけてくる場合はあります。
なので遍路の方もある程度それを心得ていないといけません。

相手にもよりますが、感情をあらわにする場合もあると思いますので
とにかく何があってもうろたえず話を聞いてください。

で、途中で話の腰を折らず、反論や説教などせずに黙って聞いていてください!!
とにかく心理カウンセラーのよ〜な事をして相手の気持ちを出させて落ち着かせて下さい!!

その時に、あまりにも感情移入してしまうとまずいですのでそこは気をつけましょ〜!!

聞いた話は他言は無用!!

で、いろいろと漏らした本音や不満などは絶対他言してはいけません。
特に同じ集落内では厳禁です。

たとえい〜話であっても別の人が聞いたら気分を害してしまう場合もあるので
あたりかまわずペラペラと話していけません。
どこの誰かとど〜いった関係なのはわかりませんのでその方がしゃべったことは
絶対言わないよ〜にして
ください!!

基本的にそ〜いった類の話は誰にもしゃべらずに次のお寺の仏さんに奉納していって
忘れて
ください。
ど〜しても忘れない場合でその話をしたい場合は遍路を相手ならまだ無難ですが
それも本来ならやらない方がい〜でしょ〜!!

当然のマナーとしてそ〜いった話をする場合は地域や個人名はぼかすか全て仮名にして
おきましょ〜!!
何度も周っている遍路さんはそ〜いった話を同じように聞いている場合がありますから
ピンと来る方もいますので気をつけてください!!

もし、その話をしてくれた方とあなたが同じような悩みを持ちながら遍路に来た場合は
物凄い縁を感じる
と思います。もしかするとそれが一生の縁になるかもしれません。
そんな不思議な体験にめぐり合えるのも遍路の面白さでもあります。

相手の心の声を吸い取って楽にしてあげられることも遍路の役目であると理解して
おいてください!!

投稿情報 : 2008/01/13

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