歩き遍路心得06 情報はむやみにしゃべらない
へんろ中にはいろいろなところからいろんな情報が入って来ます。
その中で歩き野宿へんろにとって重要な情報が野宿情報だと思います。
あらかじめどこそこで寝れるかということがわかっているだけで
心理的にかなり安心できますし、そ〜なりますと次の日の予定が
とても立てやすくなります。
それだけでなく天候の激変などの想定外のことが起こっても
目的地以外の場所も把握していれば素早く対処ができます。
またへんろにとってのお泊り情報は野宿場所だけにかかわらず、
通夜堂や善根宿、接待所情報などもありますので
経験豊富なへんろさんと親しくなればかなり入手できます。
(へんろ部のサイトでは諸事情により通夜堂、善根宿、接待所情報
は取上げていません。悪しからず ^_^;)
ただ、ここで注意が必要になるのはこ〜いった情報はむやみやたらに
だれかれに教えてはならないということです。
全くの他人が人に教える情報を教える場合はいくつかの理由があります。
それは、
- その方に恩を受けて他に返す物が無い場合
- その方を信用して教える場合
- お接待でモノの代わりに情報を教える場合
また以下のように逆の場合もあるので気をつけましょう!!
- うっとうしい人や嫌いな人にはうそを教える場合
- または自分が教えられたうそを人にも教える場合
などがあります。
あなただけ知っていればい〜こともある
へんろ中では特に断りが無ければ他人に教えてもい〜場合があります。
ですが、マナーとして個人で接待所や善根宿を運営されている場合は
あまり他人には言わない方がよろし〜かと思います。
または、自分が以前にお世話になった接待所や善根宿の話も同様です。
(個人宅場合は教えてはいけないでしょう)
なんでかと申しますとそれを聞いた方がまたへんろをする時に
利用する+別のへんろさんに教えるからです。
善根宿、接待所というところはお接待をする場所という位置づけですから
基本的に宿泊費や休憩代などのお金はとっていません。
すべてはその方の善意と寄付とで成り立っています。
そのためちょっと名前が売れてしまいますとタダで休憩できる、
タダで泊まれるという理由から噂を聞きつけてきた人で
へんろが多い時期にはごった返すわけです。
人が大挙してやってきますと来る人は一人一人でも
お世話する側は何人、何十人もの方の相手をしないといけなくなります。
そ〜いった中でやりくりしていますと当然お金が無くなってしまって
非常に大変な思いをされている方も居られるそ〜で
それを理由に閉鎖してしまった場所などもあるそ〜です。
基本的に接待所や善根宿という場所は人を選びません。
来るものは拒まずという姿勢で行っている場合が殆どです。
なのでどんな方でも休憩なり宿泊なりをしていきます。
そして、一応宿泊者名簿なるものがありますが特に正確な住所や氏名を
書かなくても構わない場合が多いですから偽名もしくはへんろ名を
使っている方もいます。
で、何度も周っている方が常連さんになりまして逆にそこで仕切り始めます。
その成行きで自然とそこに居座ってしまう場合も出てきます。
そ〜ゆ〜場所を運営している方々というのが人がい〜場合が
多いですからそれをい〜ことに金が無いからという理由で数日、
中には数週間住み着いてしまうわけです。
または体調が悪いから休ませてくれとか怪我をしたから何日か
いさせてくれという風になってくるわけです。
ですから自分がそ〜ゆ〜ところでお世話になったからといって
だれかれにペラペラとしゃべってはいけません。
そ〜いった場所の情報などの扱いは厳重にしないといけません。
またはへんろ中には特に休憩所、接待所、善根宿以外にも
お堂やほこらなどもあります。
そこでも、地元の方の許可を取れば一泊だけなら泊まれると場所もあります。
そ〜いった場所の情報もあまり公には言わない方がい〜です。
はじめは良くても快適な場所の情報が流れれば
いづれはその場所でお手つきをしてしまう方が出て着てきますし
中には上記のよ〜に必ず居座りだしてしまう方が出てきてしまいます。
ですから自分がこの人なら大丈夫だと思うまでは言わない方が賢明でしょう。
あなただから教えられることもある
逆にあなたが人から信用されて泊まれる場所の情報を教えていただいた
場合はそれを他人には言わないのがマナーです。
理由は上記のことがそのまま当てはまります。
へんろは見た目だけでは判断できかねる人もかなりいますから
何日か一緒に行動をともにしてみて信用されてはじめて
教えられる情報もかなりあるわけです。
ただし、こびを売ったり、演技している場合は見透かさせることも
ありますからどんな時も自然体で接しましょう!!
またそ〜ゆ〜場所は全員が行く必要ではない場合もありますので
自分が気に入ってるからといってすすめてしまうこともあるかと
思いますが余計な事をいって遠回りやその方のペースを
乱さないよ〜にしましょう。
すべての情報がホントであるとは限らない
それと、教えてもらった情報の全部が全部正しいとは限らないと
いうことも良く理解しておきましょう!!
歩きへんろの中での情報は最新情報でも昨日今日の情報で無い場合が
あります。古い場合は1,2ヶ月前という場合もあります。
そんな場合、以前は泊まれたという場所であってもだれかのお手つきに
よって宿泊禁止になってしまっているときもあります。
そのよ〜な場所では当分にあるいは永久にへんろが泊まれなくなって
しまっていますので無理やりにでも泊まっていけません。
下手な場合ですと夜中でも追い出されます。
または都市部の場合の話ですが、
四国の住人だからといって皆さんがへんろに関心があるかというと
そんなこともありません。
道すがらに「○○はどこにありますか?」と聞いても
ほとんどの方は適当でい〜加減な情報しかくれません。
わたくしはそのおかげで何度も道を間違えました。
「知りません」と一言行ってくれればいんですがこちらに
気を使っていただいているのか、いろいろ教えていただけるんですが
何度も偽情報、嘘情報、勘違いが多々ありました。
過去のへんろをしたことがある人に出会ったらそれこそラッキーだと
思ってください。
経験者だけに同じような体験をされていてかなり正確な情報がいただけます。
というわけで情報はい〜加減な気持ちで教えてはいけません。
あなたの善意が思わぬところで悪用されてしまいますから
注意が必要です。
去年やっと改定されました、へんろ協会のへんろ地図でも
前の版に記載されていた野宿場所情報が一切なくなってしまいました。
軽く、東屋マークなどは書いてありますが野宿可能かど〜かという
データは記載されておりません。
その理由はへんろさんのマナーの悪さなどが原因なのかなと思います。
今後の復活を期待したいところですね。
ということで情報には教えてもい〜ものと教えてはいけないものが
あるということだけでもわかっていただければなと思います。
教える場合も教えられた場合もくれぐれもご注意いただきたいと思います。
昨今、個人情報はとても慎重に取り扱われる傾向にありますが、
それと同様に遍路情報も取り扱ってください!!
投稿情報 : 2005/10/16

