歩き遍路では、定期的にお休み日を作る!

歩き遍路に限らずあらゆる事で、やり過ぎや張り切り過ぎは体に毒です。
特に歩き遍路は、一日中歩き詰めになりますから体をかなり酷使します。
ですから、会社や学校と同じように定期的に体を休める事が
歩き遍路で無事にゴールするためには意識的に休む事も重要になるわけです。

ここでは特に若い歩き遍路さんに向けて最後まで
遍路を歩き通すためのコツについて書いてみました。

歩き遍路では、体全体をちゃんと休ませる!

歩き遍路で周るお寺には番号が付けられていますが便宜的なものなので、
基本的にどこからスタートしても、どこで終わっても構いません。
が、多くの方は1番からスタートしています。

歩き遍路は、総距離が1000kmを越えますので、そう簡単には歩き切れません
ところが、1番からスタートされますと10番までのお寺が近いおかげで
拍子抜けしてしまい、「遍路は意外と簡単なのではないか」と
勘違いされてしまう方がいます。(それはわたくしのことですが....)
そんなところへ、1発目のへんろころがしに差し掛かっるわけです。
そして、難所越えにその鼻をへし折られてしまいます。

そうしてヘトヘトになりながらやっとの思いで越えたと思ってほっとしていると
それまでの疲れがどっと出てきたりするわけです。
その場合、体がぐったりしてしまい先に進めない方は、当然休むのですが、
もう少し頑張れそうな若い方は、そのまま進んでしまうわけです。

若い方の場合、数日なら少々の無理は効くところなのですが、何せ歩き遍路は
1000km以上の距離ですから、早々無理は効かなくなってくるわけです。
そうしますと、気が付くと、体がダルくなったり、筋肉痛に悩まされたり、
果ては足の裏に遍路の勲章であるマメや水脹れを作ってしまったりするわけです。

ですから、最後までちゃんと歩き切れるように、定期的に体を休ませる
必要があるわけです!

歩き遍路中に精神的に疲れてしまった場合も無理せず休む!

それと歩き遍路は、いつもの日常とは全く雰囲気が違いますので、
興奮状態が長く続く方
がいたりします。本来なら遍路慣れして落ち着くのですが、
いろいろな意味で興奮状態が続く場合があるわけです。
そうなると、実は体は疲れているのに、自覚がないためにそのまま、
前に進んでしまうわけです。
そうしますと、突然倒れてしまったり、逆に精神的に落ちてしまったりしますので、
体がハイな場合は気をつけないといけないわけです!

多くの方は、歩き遍路では、しんどい日常から解放されるので、
ストレスがなくなり気分が良く
なります。さらに慣れてくると、
歩く事自体がとても楽しくなってきて、充実してくるわけです。
でも、変に風にハイになってしまい、さらにそこを飛び越えてしまうと
逆にしんどくなることもありますから、妙にイライラしたり、歩いているのに
気分が優れないといった状態になったりします。
そうなったら体は大丈夫でも、精神的に疲れてしまっているサインですから
無理せず、一日ゆっくり休んでください!
精神的な場合は、肉体的な疲労よりちょっと多めに休まれるのがいいでしょう!
そういった場合は、野宿の方でも宿に泊まり温泉に入ってリラックスして下さい!

歩き遍路中に体に変調をきたしたら有無を言わずに休む!

それでも歩き遍路で無理して進みますと、突然体の一部に激痛が走ったり、
体の感覚がおかしく
なってきます。そうなったらかなりヤバいですから、
そう感じたら、リタイアしてしまう前にゆっくり休んでください!
歩き遍路を始めて休みなしで3〜4日間経過していたら、翌日の朝、
出発前にいろいろと確認してみてください。
頭がしっかりしているかとか、目はボヤけていないかとか、チェックしてください!
歩き遍路で、ダマシダマシの状態で進むようではあとで大変になりますので、
素直に休んでください。

歩き遍路で無理してしまう原因の一つに、楽しい仲間と一緒に歩く場合があげられます。
とにかく、歩き遍路で知り合った仲間とは、仲良くなりやすく話もほぼ遍路のネタ
でとても盛り上がります。
そうなると、つい次の日も一緒に歩きたいと思うところなのですが、
もし、明らかに体調が悪かったりする場合は、あとあと迷惑をかけることに
なりますから、悲しいですが予定を変更して別行動をとってください!

もちろん、体調が悪い場合は、休むことをオススメしますが、
そうも言ってられない場合は、出発を遅らせてゆっくり進んで下さい!
縁があれば、ひょっこり出会うことがありますので、期待していて下さい!

また当然のことながら、体調や脚を怪我してしまったまま無理して歩くと
もっとひどくなるので完治するまで休むか、ペースをかなり落として進んで下さい!

歩き遍路の場合、ついオーバーワークぎみに進んでしまう方がおりますので、
自分のペースがわからない間は、数日おきに休憩日を設けておくのが理想です。
その分、日程がずれ込んでしまいますが、疲れをためながら無理して進んでも、
先々、体を壊してしまいますので体をいたわりながら歩き遍路を続けてください!

もちろん、毎日歩き終わったら、ちゃんと体を休めるのが前提になります。
が、まれに一緒に泊まった方と盛り上がってしまう日もあったりして、
十分休息がとれないこともありますので、何日かおきに休むプランを考えてください!
それができない方は、半日だけでも休息してみてください!
半ドンの場合、お昼からお風呂に入ってみるとかなりの贅沢が味わえます!

投稿情報 : 2010/08/30

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