歩き遍路では、ほどほどの計画を立てて進むようにする!
歩き遍路は、多くの方にとって日常とは、かなりかけ離れた経験になると思います。
ですから、面倒だと思えても自分のなりの計画を持って歩いた方がいいと思うわけです。
しかも歩き遍路はいろんな人が同じルートを違ったペースや目的で歩いていますので、
無計画に歩いていると、ふと気がついた時に誰のため、何のために歩いているのかわからなくなったり、
ペースが違う者同士が一緒に歩くとストレスがたまりだして、せっかくの遍路でリフレッシュ
しに来た方でも心身両面でぐったりしてしまうこともあったりするわけです。
そこで、ここでは歩き遍路を無事に歩き通すための予定の組み方について書いてみたいと思います。
歩き遍路では、基本的に無理をしない!
まず何と言っても、歩き遍路の移動手段は、自分の足だけということを
良く理解しておかなくてはいけません。
足だけで移動するということは、どう頑張っても1時間6km以上は歩けません。
そこでまず、今まで歩き旅を経験したことがない方は、スピード感や体への負担が
交通機関を使う旅の比ではないことを承知しておいてください。
ですから、いかに自分に必要なものを積みながら、かつ自分の体調を万全にしておくことが
重要になります。こう書きますと、とても面倒だと思われるかもしれませんが、
ようするに余計な荷物は背負わず、歩く時は張り切り過ぎないようにする
ということになります。
歩き遍路を一周歩こうと思った場合、どう頑張っても数日で終わることではありませんから、
できる限り毎日同じ調子で進むのが理想なわけです。
そうなるためには、なるべくヘトヘトになるまでは歩かずに、
翌日には軽快に動ける程度の体力を残しながら歩けるように自分なりに調整してください!
歩き遍路中は、変な冒険は避ける!
歩き遍路の間、人によっては多くの方と出会う機会があります。
そうしますと、話す機会が増え、情報がたくさん入ってきます。
で、好奇新旺盛な方は、オススメの場所を教えられますと、つい行ってみたくなったりするわけです。
そこで問題になるのが、体力的、または時間的に余裕があるかどうかです。
場所が近ければ問題ないのですが、ちょっと距離がある場合は注意しないといけません。
遍路中に入ってくる情報の中には、たまにガセがあったり、または古いものもありますので、
遠い場所の場合、歩きでの移動が、かなりのリスクになるわけです。
実際に行ってみると、なかなか目的地につかなかったり、情報が古すぎてあるはずのものが
なくなっていたりする場合がありますので、確実の情報をゲットしたときだけ行ってみてください!
もし、十分確かめずに行ってみて、その情報がガセだったりしたときは、体力的だけでなく、
精神的にもかなりヤラレてしまいますから、情報の吟味は怠らないようにしましょう!
ちなみにわたくしの場合は、往復30分から1時間程度であれば、横道にそれる場合があります。
それ以上だと、よほどのことがない限りいきません!!
何度かすぐ近くだからと聞かされて行ってみたら、5時間かかったということがありました!
特に初めての遍路の方へなのですが、大抵の方は歩き遍路にハマりますから、
出発前に歩き遍路は一度だけと決めてこられた方でも、途中で寄りたくなったところがあれば、
初めての時は無理をせずに、行きたくなった場所のリストなどを作成して、
次回の遍路の時に持ち越しという事も頭に入れておいてください!
個人的な経験で言えば、行ってみて良かったと感じた場所の満足度は半々でした。
ですので、遍路ビギナーの方は浮気心に負けずに、まずは自分の予定に忠実に行動して、
本懐を優先して歩いてください!
歩き遍路では、予定を組むときに予備時間を入れておく!
歩き遍路に個人参加される方は、自分の好きなように行動できますから、
基本的に何をしても構いません。が、だからといって無計画に行動してしまいますと、
いつの間にかわけがわからなくなり、何のために遍路をしにきたのか、誰のために遍路を
しにきたのか曖昧になってきます。
そうならないために、毎日の遍路の予定をある程度決めておくのがいいわけです。
特に納経をされる方は、納経時間がかなりシビアですから遅れてしまいますと、
そこから先が進めなくなりますので、特に注意が必要です。
そのためには、いつ出発して、どの位のペースで進めばいいのかを考えないといけませんので、
ちゃんとした計画を立てる必要があるわけです。
とはいったものの、歩き遍路をしていますと、予定にないことが起こることがしばしばあります。
代表的なことが「お接待」です。歩き遍路をしていますと、お接待の声は突然かかってきます。
しかも、人により応対する時間も変わります。ここが問題になるわけです。
相性がいい方に逢ってしまうと思いの他話がはずんでしまい時間があっという間に
過ぎてしまうことがあるわけです。気がつけば、1〜2時間経っていたということもあったりします。
その他にも、人により違ったオプションがいろいろご用意されていますので、
そういったことも頭に入れて、1日の間に何時間かの予備時間を作っておく必要があるわけです。
つまり、ガチガチの予定を組んでしまうと、すぐにそのプランは破綻してしまうことになるわけです。
また、歩き遍路の貴重な楽しみである、出会いを捨てるというのもあまりにも
勿体ないですから、予備時間を是非いれてプランニングしてみてください!
個人的には2時間程度を休憩とは別に取ることにしていました。
何もなければ、そのまま進めばいいですし、何かあったらその2時間を使います!
歩き遍路は、若い方も多く参加されますが、初めての遍路の時は、勝手もわからずに
勢いだけで進んでしまうことがあります。が、一周を歩き切る予定の場合、
そのままの勢いではもちませんから、慣れるまではほどほどに過ごし、
疲れをためないように歩いてください!
特にオススメの場所が田舎にある場合は、移動が歩きなだけに期待はずれの場合は非常に
ショックが大きく、また何かあったときに助けもらいたくても、近くに人がいないという
最悪な事態もあったりしますので、そういったリスクも踏まえた上で、冷静に行動してください!
もし悩んだ場合は、やらない方がいいでしょう!
歩き遍路は、ルートだけ歩いても大変面白い旅ですので、まずは遍路ルートで
しっかり歩いて、また遍路に来たときや、普通の旅行として来たときに、
立ち寄ってみてください!
投稿情報 : 2010/08/25

