あれっ!歩き遍路なんてぜんぜんいないじゃん......
四国に来て初めてお寺に着いた時の率直な感想がこれでした!!
一緒に歩く人がいるかと思ってたのに......
多分、殆どの方がお寺に来て、まずはその有様を見て
わたくしと同じようにこう漏らすんではないでしょうか......。
「あれっ、全然人いないじゃん......」って
時にわたくしのへんろデビューは2001年9月10日の13時頃でした。
お昼だし同じ志を持った若者が何人か居るんではないかなと
期待して坂東駅から1番に歩いていったんですが.........
やっぱりというかこれまでの日頃の行いが悪いせいか期待に反して
お寺には参拝者はおろか歩き遍路さんも全然見当たりませんでした。
本堂前に行くと一人歩きへんろのおっちゃんが居ましたが
お寺の方にいろいろ心得等を教え込まれていたので
話かけられずにこれからど〜するかって一人で悩んでおりました。
それほどお寺の中は閑散としていたんですよね。
その有様を見てわたくしとしましてはかなりがっくりしまして
まさに肩透かしといった感じを受けたわけなんです。
テレビなんかも見た影響もあるんでしょうが四国の霊場の寺は有名だからきっと
京都のお寺や浅草の浅草寺みたいにでかくて毎日縁日とかやって賑わってんのかなって
感じがあったんですよ。
特に一番札所はきっと一番にぎやかなんだろうなって
勝手なイメージをしてきたわけです。
ところがど〜ですか
実際、徳島駅について最寄駅の坂東駅に向かう電車に乗ったとき既に人は殆どおらず、
へんろさんも「俺、一人ジャン」状態でした。
「あれっ?」って、そこから思ってたんですがお寺に行けばなんとか
なるんではないかなんて淡い期待を抱きながら1番に向かったわけです
が、やっぱり人は居なかったわけですね。
まさにトホホとはこんな感じなんですかね
とはいってもいつまでも一番に居て泣いててもしょうがないので、
「淋しいスタートになっちまったな」ってことを仕方なく
受け止めて先に進むことにしたわけです。
これまた先のお寺に人がいると淡い期待を抱いて!!
先のお寺にすすんでみてわかったことですが基本的に88箇所のお寺は
こじんまりしてて普段の平日なんかは人はあまりいません。
(まれに参拝客も多いでかいお寺もありますけど......)
休日や連休なんかですとバスの団体さんと遭遇する場合もあるかとは思いますが、
バスの人はあくまでバスで回っているんであって一緒に歩くわけじゃないので
その方々が去ってしまうとお寺に一人残された気分になってすぐに淋しい現実に
引き戻されてしまいます。
また17時を過ぎてしまうと納経所(お寺の窓口)が閉まってしまうので
境内はそれに応じて誰も居なくなります。
しかも17時を過ぎてから納経所に言っても誰も出てきてくれません。
(たとえ聞こえてたとしても殆ど無視されますし、
明日また出直して来いって怒られる場合もあります。)
そんなことも何もしらないへんろ(わたくし)が初日に17時過ぎに
お寺に着いたわけです、当然時間が過ぎてるから誰もいません
ただ一人境内にポツンといるわけです。
境内で寝てもい〜かの許可を取りたくてもど〜してい〜かわからず
その場で寝袋を出してぼけ〜っとするしかありませんでした。
解決策が全く思い浮かばず、時間だけが過ぎて行きましたが
いくら待ってもお寺からは誰も出て来ず周りも暗くなってしまったし、
しょうがないからそのままお寺で寝ることに決心しました。
だけど初日からお寺で寝るなんて全く考えていませんでしたから
ど〜なるんだろ〜って思いつつも、ここがお寺だからもう怖いの一言で
寝るなんて感じじゃありませんでした。
(初日だったということもあり非常に興奮してましたし
全然疲れてなかったので当然、全く寝れませんでした......
今はお寺も慣れましたからど〜もありませんが ^_^\\)
わたくしはそんな時に自覚したんですよ、
へんろはやっぱり孤独できついんだなって......
次の日はというと相変わらず一日一人歩きで、途中で後輩に電話して思わず愚痴を
こぼしたり、肉刺(マメ)と水膨れの洗礼を受けましたがやっと辿りついたお寺で
待望のへんろ仲間ができました、しかも初めてのお接待も戴いてしまって思わず
嬉し泣きをしてしまいました。
いや〜、こん時はホントにホッとしたし、
これから楽しくなるなって思っちゃいました!!
当然の事ながらその夜はへんろ話で早速盛り上がりました!!
お大師さんありがとうって感じでしたね!!
ということであなたももしそんな淋しいスタートになってしまっても、
それは空海さんからのありがたい試練だと思って負けずに歩きましょ〜ね!!
それに負けずに歩いていればきっとあなたの求めている何かに出くわすと思いますよ!!
投稿情報 : 2005/03/28

