歩き遍路はいつから辞めれなくなるのか?
へんろをしている人っていつからはじめは後悔してやめたいって
思うのにいつから辞めたくなくなるんでしょうか
(+辞めれなくなるんでしょうか)
その原因はいくつか考えられますね
体が歩きのペースに完全に順応してしまった。
人間てのは個人個人で違いますが毎日しんどいことをやっていても
段々とその生活に慣れていってしまいますね。
今まで散々車社会にどっぷり浸かって生きて来ていても
早い人なら1週間もすれば歩きのペースに慣れてしまうよ〜です。
1番からはじめた方ならだいたい1週間といえば室戸を目指すところに
差し掛かります。札所の距離が80km以上もある区間です。
ここら辺で慣れてしまうとかなり精神的に楽ですね。
そ〜でなくても高知の札所は長距離の区間が多いのでそこで
否応無く慣れてしまうと思います。
へんろ仲間と話していて「あと何時間かでそこに行けるね〜」
なんて話題だったりすることに気が付くとすっかり歩き人に
なっている証拠ですのでお気をつけ下さい。
いやいやはじめたことでもこんな話をしているのに自覚すれば
もうすっかりへんろに嵌まっていると思います。
へんろ的な単純な生活が好きまたは楽になってしまった。
歩く時間やペース、野宿場所探しなどに慣れないとはじめは
気持ちに余裕がないのでしんどいかもしれませんが
上の話じゃないですけど1週間もすれば体が生活リズムに慣れてしまいます。
(肉体的にはマメとか水膨れに悩まされると思いますが......)
そ〜するとベテランさんからの情報を元にだいたいの野宿ポイントなども
わかるのでペースも掴みやすく野宿場所でも快適に過ごせます。
でふと思うわけです。
「へんろってホントに修行なんだろ〜か?」って
その答えは人それぞれ違いますのでここでは応えられません。
その答えの一つとして単純な生活に慣れてしまったらへんろに
はまっていると思って間違いないでしょう!!
やることは決まっていますが、自由度もかなりありますので
乱暴ない〜方ですが、遍路はある意味お寺をお参りさえすれば後は何をやっても
い〜みたいなところがあるのであとは自分で自分をある程度監視しないと
いけませんね!!
自分の家じゃないからといって羽目をはずしすぎないように!!
へんろ仲間ができていろいろ感化されて楽しくなってしまった
歩きへんろは殆どの方が一人ではじめます。
なので人によってはホームシックにかかってしまう場合もあります。
そこまで酷くはなくても一人でしんどいことをしていれば人恋しくなるのは当然です。
(へんろ中に出合ったもの同士のカップルも結構いるみたいです。
だからってそれ目当てはど〜ですかね......ちなみにわたくしはダメでした (>_<;
そんな中に同じ目的の人間同士が同じ野宿場所で出会ったたら
大概の場合、苦労話で話が弾みます。
「俺はその日にあそこで寝てた」、「俺はあそこでこんな目に遭った」
等々、寝る間を惜しんで体験談を話し続けます。
また、へんろ情報の交換も盛んです。
特に野宿場所を筆頭に風呂や洗濯場所情報は大変重要なものですので
知らないところがあるとそこで知ることができたので嬉しいですね
それとへんろ同士のメアドの交換などもしてそれ以後の情報交換も
今なら携帯電話などを使ってできます。
それをすることによってお互いに励みになったりして
い〜刺激になります。
ただ他人と一緒にいて面白いからといっていると
知らず知らずのうちに競争になってしまうこともあるのであくまで自分の
目的やペースを守って歩きましょう!!
体はしんどいけどそれが快感に感じられるよ〜になってしまった
歩きに慣れている方でも毎日そこそこの距離を歩く場合は肩、腰、足等々が疲れてきます。
慣れていない方ならそれが更に酷くなります。
はじめての土地で無理なペースで歩くと1日目にして足の裏に
マメや水膨れができてしまい、その後の行程がかなり制限されてしまいます。
その痛みもじきに慣れてしまいますが、その疲れ自体がなんとなく
快感になってしまう時もあります。
特に予定している野宿場所があらかじめ快適な場所だと分かっている場合などは
精神的にかなり楽です。
で、ちょっと無理してもそこに行くわけです。
そ〜すると無理するわけなので体はお疲れモードなのですぐに眠たくなります。
その時の睡眠の心地よさはも〜なんともいえません!!
ホントにぐっすり眠れます。
なので多少体が痛くても無理してその場所まで行き寝るわけです。
翌日は全快とまでは行きませんが一日歩ける位の体力は不思議と
戻っているのでまた同じように歩きだします。
昨今よく言われている脳内麻薬のせいかもしれませんね。
あまりにもきついことをやっているとある時、ふっと気持ちよくなる時があります。
へんろでもそんな時が人によってはあると思います。
わたくしもそんな感覚が何度かありました。
それを感じてしまったら誰でも歩き続けるんではないでしょうか?!
お接待を受けてしまって心情的に辞められなくなってしまった。
人によってはホントに1日に何回もお接待を受けてしまう場合があります。
も〜お腹いっぱい状態になってしまう日もあります。
でもそんなお接待を受けてしまっては体がきついからといって辞めるわけには
いかなくなりますよね。
お接待の別れ際に「わたしの分までお願いします」といわれちゃった場合
なんかはいつのまにか「その人のためにも周らないと」っていう気持ちに
なってしまいます。
知らず知らずのうちにへんろが自分だけのものじゃなくなってしまいます。
そ〜ゆ〜のもへんろの修行の一つだという方もいます。
動ける(へんろに行ける)人が動けない(行けない)人の分まで
お参りするのも重要な役目だそ〜です。
そ〜なっちゃうと勿論簡単には辞めれませんよね......
お接待に優劣をつけるのはど〜かと思いますが、
特にお世話になった方にはへんろが終わった後に報告をしないと
行けない雰囲気になってしまいます。
いわゆるお寺さんが言っている意味とは違いますが「お礼参り」を
できればすればよろし〜かと思います。
お接待していただく方の中にはへんろ中の出会いは一期一会だから
といって名前すら聞けない方も居られます。
ある意味格好い〜んですがせめて名前だけでも教えて欲しいと思います。
といった感じで個人の事情から地元の方の想いを背負ってしまう場合から
挙げましたがあなたの場合はど〜なるんでしょうか
それはへんろに行ってからのお楽しみってことでこの辺で終わりにします。
投稿情報 : 2005/08/21

