歩き遍路はうまくできたシステム?!
1周目の後半に入って(香川に入る頃でしたか......)いろんな意味で
へんろはうまくできてるなぁ〜と実感致しました。
その前にもいろいろこんなことを思ってたわけですが、も〜すぐへんろが
終わるなぁ〜とゆ〜ころになってなおさら実感したわけなんです。
とりあえず、そんな風にへんろを考えた時に思ったことを
下に書いてみました。
距離的
へんろで歩く距離はだいたい1200〜1600kmあるといわれていますね。
でもこんな風に言われても一般人からするといまいち距離感がピンと
こないかもしれませんね。
そんな長距離ですから聞けば結構長くて大変そ〜な感じがします。
慣れるまでは実際きついですが、早く自分のペースをつかんでしまえば
それだけ楽になります。
そ〜なれば意外とあっさりクリアできてしまうでしょ〜!!
おおかたの人が大変な思いをする理由は自分のペースで歩くのではなく
他人ペースを自分のペースだと勘違いして無理をして歩いてしまうことから
始まるわけです。
特に歩きなれてないいない方はまずは自分にあったペースを気にしながら
歩いてみましょ〜!!
そ〜して自分のペースがわかったらあとはそのペースで毎日歩くだけです。
ど〜かんばっても1日では歩ける距離ではありませんから
毎日を一日ずつ確実に歩いていけば最後には完歩(ゴール)できます。
きつくなった時は「なんでへんろに来ちゃったんだろ〜」なんて後悔しちゃう
こともでてくるとは思いますが、
そのうち「気が付けばこんなとこまで、も〜来てるんだ」
なんて思うと逆にはじめはしんどかった分後半は嬉しくなってくると思います。
何事もそ〜ですが、すぐにクリアできることも楽しいですがそれはそれですぐに
飽きてしまいますね。
で、その上に挑戦する場合にゴールを少し高めに設定して自分の力量を
あげてみよ〜としますね。
へんろはまさにそんな感じです。
ですから、それなりに毎日を着実に歩いていけばそのうち終わりますから
あせらないで試してほしいですね。
肉体的、精神的
会社勤めをしているごく普通の方は普段歩くと言っても家から最寄駅までの
数kmだけでしょ〜から一日に歩く距離は多く見積もっても10kmもないと
思います。
もっぱらの日常生活の移動手段といえば車や電車がメインでしょ〜、
たまに飛行機も使うでしょ〜か。
つまり一日のほとんどを歩いていないとゆ〜ことになりますね。
ですからそんな方がいざ、四国に来て気合いだけ込めても気持ちに体は
ついてきませんから、無理をするとすぐに体のどっかが痛くなってきます。
で、そんな風になったら体調が戻るまで休めればい〜んですが
気持ちは先に行っていますから更に無理をして先に進んでしまうわけですね
そ〜なるとただきついだけの苦行になってしまいます。
そんなこんなで痛い中を毎日歩いていますと自然ととゆ〜か強制的に
体が慣れてきますからそ〜なれば少しは楽になります。
そんな中でもへんろですからたまに、要所要所で山登りがあるわけですね。
そんときは慣れた方でもかなりきついですからそれに耐えながら急勾配の
へんろころがしを登って行くわけですね。
それにもじきに慣れてきます、しかもそんな風な「へんろ仕様」の体になった
頃にふと立ち止まってそこら辺の風景を見てみるとなんだかとても気持ち良く
感じられる時ができてくると思います。
それは車速度から歩き速度にシフトしたからではないかと思うわけです。
へんろ中でもお接待などで車に乗る機会はあろ〜かと思いますが
へんろをしている間は歩いている時間が一番長いと思われますので
自分の体内時間が歩き速度に変わってくると思うわけです。
そしてそのうち1日に例えば30kmしか前に進めなくてもそれがしんどいとは
思わなくなってくるわけです。
そ〜なりますと何故か精神的に余裕ができてくる感じがしてくると思います。
更に精神的に落ち着いてくると体も健康になってきてしかも歩いてますから
当然、体に筋肉もついてきて更に健康的になってくるわけですね。
それが短い距離だとそれに気付く前に終わってしまう可能性があります。
それと無理して頑張れちゃう範囲だと逆にホントに無理して体を壊してしまう
場合もあるわけですね。
だからへんろの場合はその無理ができない距離感であることが重要になってくる
わけですね。
それに加えてお寺を一つ一つクリアしていって、段々とゴールに近づいていくのは
達成感がでてきて面白いと感じるんではないかと思います。
納経をしていればなおさらスタンプ(ご朱印)が増えて行きますから
楽しくなってくるんではないでしょうか!!
心情的
へんろの特徴はなんといってもへんろにやさしい四国の方々の気持ちが
あげられますね。
それが「お接待」となって道行くへんろさんにいろんなカタチであらわれるわけです。
本来、自分が好きでやってる旅と地元の方とは一切関係無いはずなのに
へんろに限っては空海さんのおかげで非常にありがたく接していただけます。
困っているときはもとよりそ〜でない時もいろんなことをしていただけます。
へんろは自分ひとりだけでもできないわけではありませんが
たまにピンチに陥ってしまうこともあるわけです。
そんな時に地域の方々に助けていただくとそれだけで涙が止まらなくなるくらい
嬉しいわけです。
ですからへんろをするあたってはこ〜いった地域の方々に対して
失礼の無いよ〜にしないといけないわけです。
それと地域の方と同様にへんろをしている間に重要になるのがへんろ仲間です。
こちらの場合はおなじへんろをしているとゆ〜こともあって
いろんな場面で助けたり助けられたりするわけです。
今では携帯電話がありますから一度会った方とは途中で連絡できるよ〜になりました。
ですから、いろんな情報交換ができることになります。
それ意外にもしんどいときには電話をすることで励まされたりして
落ち込んでいてもまた気持ちをアップさせることもできるわけです。
更に最近では携帯電話では電話だけでなく電子メールも使えますから
情報交換が便利になりました。
特に野宿へんろにとって最重要の野宿情報は携帯電話のおかげでかなり入手しやすく
なりました。
わたくしの場合は一応の目的はありましたがカタチから入りましたので
一番からはじめたわけですが、でもそれが良かったなぁ〜と思います。
へんろには1番から番号順に歩かなきゃいけないとゆ〜ことはありませんから
面倒ではなく時間とお金があればどっからど〜攻めても構わないわけです。
番号とゆ〜のはあくまでも便宜的にふってあるだけですのであまり番号に
こだわる必要もありません。
ですが、個人的な感想としてですが、1番から順番に歩いて行くと
段々とへんろの楽しさや厳しさが身にしみてくるよ〜に感じました。
1番からはじめると1日目はとにかくお寺が近いですから
皆さん急いで次のお寺に行こうとします。
ですが、歩きなれていないとも〜その日から体に無理がかかって異変が起きてきます。
それを無視して次の日もそのままのペースで歩いてしまうと
次の日には第一の関門である焼山寺(12番)へのへんろ転がしで
やられてしまうわけです。
そして、無理がたたってそのままお疲れ様とゆ〜具合におうちに帰る羽目に
なってしまいます。
山でやられなくても札所間の距離が長いところでは海岸線で暑さにやられたり
して自然の猛威を思い知らされたりします。
なんだかんだここで書いておりますが、
これはも〜実際に体験していただければわかりますのでご自分の頭ではなく体で理解して
いただければなと思いますね。
投稿情報 : 2006/01/15

