遍路で歩く時はクタクタになるまで歩かない

ここでは野宿遍路は歩き終わった後もまだ気を抜けないという事
理解して欲しいと思います。

一番の理由は最近の治安が悪化がありますが一緒に野宿したへんろ同士の貴重な交流も
ありますので大体20%くらいの体力を残して置いた方がい〜と思います。

ということで本題に入ります。

初心者の方が陥りやすい事は最初から頑張り過ぎて飛ばして歩いちゃう事です。
毎日、何十kmも歩く訳ですから特に足を酷使する事になります、
そうなると皆さんご存じの筋肉痛に始まり肉刺、水膨れになってしまいます。

肉刺や水膨れは代表的な「あなたの体が無理をしてますよ」って
いうサインですからそ〜なる前に自分の体と相談して適度に休憩を取りましょう!!

四国に入る前に歩く練習をしてこなかった人で1番スタートなら
徳島を出るまでは押え気味のペースで体を慣らせることから始めましょう。

なんてったって約2ヶ月の長帳場ですから始めの無理が後に響きます
それでリタイアをしてしまう場合もありますのでくれぐれも無理を
しないようにしましょう。

 わたくしの場合は室戸での歩きすぎがたたって足首に激痛がはしり
 その後に腫れてしまい4日間動けなくなりました。
 この時は運が良く善根宿で養生させて戴きましてなんとかその後も
 歩きへんろを続けられました!!
 他の人の場合だと最悪、入院してしまう方も居るよ〜です。

歩きへんろは歩くのが毎日のお勤めなわけですが
へんろ道を歩く以外でも体を使いますので歩くことにだけ100%体力を使う
他には何も出来なくなってしまいますので注意が必要になります。

特に野宿で自炊をなさる方は一日終わった後で

  • 野営  : 野宿場所探しからテントの設置、荷物の整理整頓
  • 買出し : 食材や必要になった雑貨等の買い物
  • 食事  : 自炊の方なら炊飯等々
  • 洗濯  : 自分で洗濯したりランドリーを捜したり
  • 風呂  : 近くの温泉や銭湯に歩いて行く
  • 世間話 : 一緒に野宿してる人同士の苦労話や自慢話や情報交換
  • 散歩  : 荷物を置いてサンダルでその日のクールダウンをする

といったことをまだしなければなりません。

またへんろは競争ではありませんからムキになって歩く必要はありません
あくまでもあなたのペースで自分に余裕を持ち四国の自然や景色を
楽しめるように歩いて欲しいと思います。
(でもつい、自分と同じペースの人がいると一緒に歩きたくなっちゃうんですよね!!)

たまに、歩き過ぎで目がギンギン、ギラギラになっている人も見掛けます、
そんな方は鏡でご自分の顔をチェックしてみましょう!!
自分の顔に吃驚するときもあると思いますが、それに気付いたら
笑顔に直して歩きましょう!!

また疲れすぎて一番困るのは何かあった時に動けなくなることです
最近では、四国も治安が悪くなっているそうなので
襲われたりした時に直に逃げられるようにしておくのが重要です。

犯罪だけではなくて野犬や蛇、猪等の獣からも逃げられなくなりますので
疲れすぎにはご注意下さい。
だるかったり足が痛いと逃げ切れないのですからね。

ただ疲れすぎることの唯一のメリットを挙げるとすれば
その日はぐっすり寝れるってことですね。ものの見事にバク睡できます。
でもこれは宿泊施設等かホントに誰も来ないようなところで
安心して寝れる場所じゃないとまずいと思いますのでお気をつけ下さいね。

最後に疲れないようにする為の対策を挙げておきます

  • 歩きの体に慣れるまではペースを抑える
     → はじめは決して無理せず気楽に歩けるペースで歩く
  • 疲れたら無理せずに休憩を取る
     → 45分歩いたら15分休むといった具合にマメに休憩を取る
  • 特に暑い日は水の補給も忘れずに取る
     → 汗をかきまくるので水分もマメに補給する
  • だるいと思ったら塩を舐める
     → 水分と一緒に塩分も体から出てくるのでそれで一つまみ舐める

といったところです。

わたくしの場合は2週目の時、野宿&自炊へんろでしたのでお米を炊いていました。
そのおかげで体力的には踏ん張れました。やっぱりお米は偉大だなって実感しましたね!!

以上の事は頭でわかってはいても実際にやっている人はあまりいません。
ですが、わたくしの経験上非常に重要な事なのでこれから歩かれる方は
軽視しないで実行していただきたいと思います。
(わたくしの場合はかなり後で悔致しました。)

投稿情報 : 2005/03/18

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