歩き遍路を完全完歩で周りたい方へ
歩いてへんろする方の中には何がなんでも歩き通したいと思われる方がいると思います。
ですが、へんろにはお接待という風習がありますから気を抜いていますと
どこからか声を掛けられて「車に乗っていかないか」と誘われます。
遍路には「お接待は断るな!!」という不文律がありますからこの声が
かかってしまったら完歩は無理ということになります。
(それを承知で断るのも一つの選択肢にはありますがある条件を除いてはお勧めはできません)
ですから歩いている間は常に車の方から絶対に声を掛けられないように
しないといけないわけです。
ではこれからその"ありがたいお接待"を回避する方法をお話しをさせていただきます。
常ににこやかにしている
歩いている間は決して苦しい表情では歩かないよ〜にしましょ〜
そんなことをしていたら心優しいへんろ大好きな方々の餌食になってしまいます。
どんな状況になっていてもリタイアしたいと思うまでは絶対に辛い苦しい表情を
しないようにしましょ〜!!
でも逆にリタイアしたい時に限って誰からも声が掛からないって
こともありますから常にへんろ中は精進しておきましょ〜!!
困っている顔をしない
上と似ていますがこちらの場合は特に道に迷ってしまった時ですね
車で道に迷ってしまった時なんかはちょっと愚痴ってまたバックすれば
それだけで済みますが歩きの場合の迷子となると精神的なダメージはかなりのものがあります。
最悪足が痛いときはそのショックで動けなくなる場合もあってその場にくず折れてしまい
途方にくれることになります。
特に一人旅の時は不安感、焦燥感は車、バイク、自転車の比ではありません。
運が悪く日が落ちてくる時間が迫ってくる時は尚更精神的なダメージは大きくなります。
歩きの1kmと車の1kmの違いがはっきりと実感できるのはこの時でしょうね
で、そんな状況になってしまったときにいかに自分を保てるかというのが
実に大変であるわけです。
へんろルートは都市部だけではなく山あいの町村にもありますから
そんな困ったチャンの顔をしていますとまれに通りがかった地元の方に声を
掛けられてしまいます。
そこで甘えるか、休憩してるだけですと強がって回避するかが完歩の
道への重大な転換点になります。
裏道を歩く
国道しか道が無い場合は仕方がありませんがたまに裏道があるルートもあります、
そ〜いった区間はそっちの道を歩きましょう!!
特に車が通らない、通れない道があればそこを率先して歩きましょう。
または山道があるルートはそちらを歩けば絶対に車にはあいませんから
声を掛けられる心配は全くありません。
オーラを出す
歩いている時は常に「オレは歩ききりたいから頼むから声を掛けるなよ!!」的な オーラを出しながら歩いていると絶対に声が掛かりません。
オーラですから目に見えませんので、自分でもわからないでしょうが
そ〜いった場合はとにかく気持ちで近寄るな、声を掛けるなと念じながら歩きましょう!!
それを意識せずに無意識でできれば更にグ〜ですね!!
わたくしはこれがうまくできずに何度も車お接待を受けてしまいました。
人との距離をおいて歩く
一人で歩いていても一緒の場所で野宿したへんろさんと意気投合したり
した場合は数日を共にしたいと思うことでしょう!!
ただ、その方の話を聞いてみてお接待にどの位あっているかなどを
注意して聞いてみて何度も声を掛けられている方であれば一緒の行程を歩いていても
ある程度の距離を開けていないと車接待の声を掛けられやすくなります。
逆にそ〜行った方は「声を掛けてくれ」オーラを出しているタイプですから
ご一緒する場合はご注意下さい!!
大人数(団体)で歩く
こちらは上とは逆に大所帯になった場合は一緒に歩く方がい〜というパターンです。
普通車ですと4人以上は乗れませんから5人以上のグループであれば
一緒に歩いてればまず声はかかりません。
わたくしの場合はありませんでしたがワゴン車タイプの方からの
声が掛かる時もあるかもしれませんから完璧にとはいえませんのでご注意下さい。
写真を撮りながら歩く
荷物が多いとかペースがゆっくりな場合は景色をみながら歩くとか
写真を撮りながら歩いていると声を掛けられないと思います。
それと携帯電話で話し中である時も大丈夫でしょう!!
余裕の気持ちで歩いていればまず声が掛かりません。
ですから声が掛かりそ〜だなと思った時は写真を撮るなり電話するなり
またはそのフリをすれば通り過ぎてもらえるでしょう!!
あまりわざとらしいとその方にはへんろ(全員)が嫌われますから
使用法にはお気をつけ下さいませ!
急いで歩かない
表情をにこやかにして歩くのと同様に、下を見て急いで歩かないよ〜にしましょ〜!!
先を急いで歩いてるのを見ると当然ながら車の方は乗っけていきたくなりますから、
まずは急がなくてすむような予定を組むのが一番です。
それと、納経をしている方の場合は時間がギリギリの時はそのお寺はその日は諦めて
前後で野宿できる場所でテントを張って明日に備えてとっとと寝ましょう!!
いろいろ書いてきましたがとりあえずこれだけを実践していれば車接待の
声を掛けられる率はかなり減ると思いますが完全無欠ということはありませんので
お気をつけ下さい。
もしこれだけやっても声を掛けられるよ〜であれば完歩を諦めて車に乗るか
お接待を断るかの選択になります。
頭にも書きましたがお接待は断るなというのがありますので
熟慮してから回答を出して下さい。
なにはともあれ無理はしない方がい〜というのが完歩を目指すときの
心構えではありますが、予定が狂ってしまった場合は無理をしないと
いけない事態も出てくると思います。
その時が一番の注意どころですから気をつけて車接待の声をかいくぐって
完歩を目指してください!!
投稿情報 : 2005/10/16

