歩き遍路での一日のペース配分

へんろは1000km以上を歩くわけですから1,2日無理に頑張った
からといって終わるもの
ではありません。
そんなことをしても体に無理がかかる分、すぐに不調がでてしまいます。
マメ、水膨れ、筋肉痛、倦怠感等々です。

ですから一番い〜のは毎日自分のペースをきっちり守るのが歩き通すコツ
なるかと思います。

ここでは一番多い方のペース、1日30kmの場合を例に挙げてご説明いたします。

1日30kmペースと申しましても四国に来ていきなり歩き始めた方は
慣れるまで、調整しながら歩きましょう。

1番からはじめた場合はついついお寺の距離が近いですから急いで
行きたくなるでしょうが、それが無理の元なので下手をすれば1日目にして
体のどっかからか痛み出します。
ですから、徳島を抜けるまでは体慣らしをしながら歩きましょう。

それで慣れましたら1時間4kmペースで8時間歩きますと30kmは軽く歩けるよう
なります。そこまで体を動かせられれば野宿する方は比較的野宿ポイントが
見つけやすくなります。

翌日の目的地を決める

まずはペースを決める前に翌日の目的地の選定をします。
目的地は不測の事態に備えて2,3箇所決めておきましょう!!

その場所の選定とは

  • 15km : 雨などが降った日でも歩きたい最低限の距離
  • 30km : その日目指す目的地(野宿予定地)
  • 40km : 思いのほか調子よく歩けた場合

などです。

自分の調子に合わせて臨機応変に予定と目的地を変えましょう!!
また捻挫や怪我などの不測の事態も起きる場合がありますからそれにも注意しましょう!!

午前中の歩く距離が重要!!

春、秋は比較的歩きやすいので一日を通して歩けますが
夏場は昼間はとてつもなく暑くしかも刺すような日差しですから
無理して歩かないようにしましょう!!

1日のペースで重要なのは午前中にどのくらい歩けるかです。
夏の場合ですと、昼間4時間は暑いですから休憩がてら昼寝などを
してやり過ごしましょう!!予想以上に気持ちい〜ですよ!!

朝は早起きして昼前に4,5時間歩いておきます。
そ〜しますと20km前後は午前中に歩けますから
1日30kmペースだと午後が非常に楽になるわけです。

で、もしその時にその場所近くで落ち着く場所があれば
その場所で辞めて野宿するのもよろし〜かと思います。

午後は流しながら歩く

で、午前中に頑張った分午後は今度は4,5時間で10kmのペースで
流し気味
に歩きましょう!!

少しゆっくり歩いて景色を楽しむのもよし、お接待を受けた時などは
のんびり過ごすのもい〜でしょ〜!!

それで日が暮れる前に目的地に着いてテント設営できれば
パーフェクトですね!

あとはゆっくり晩飯を食べて近くに風呂と洗濯があれば
行って疲れと汚れをとりましょ〜!!

調子が思いのほかい〜場合は

そんな時は行ける所まで行ってみるのもい〜でしょう!!
ただ、無理をすると後で必ず手痛いしっぺ返しが来ますから
何日も連荘は辞めましょう!!

わたくしは23〜24の約80kmを2日で歩きまして
それが2日後になって、左足首の激痛になって現れまして
一時突然の激痛のためにその場にうずくまってしまいました。

知り合いに電話して励ましやパワーを入れてもらいそこから
なんとか10km歩きましたが着いた先で足首が腫れているのがわかり
そこでなんと4日もお世話になってしまいました。

その療養中の間にうしろに居たはずの知り合いがみんな先に
行ってしまったので淋しい思いをしたものです。
(後に感動の再会を果たしました!!)

ちなみにわたくしの知り合いのお坊さんの師匠は1日睡眠2時間弱で
100km以上歩き17日で歩き切った逸話の持ち主だそ〜です。
しかもその方は明治期のお坊さんだったらし〜ので
今の道路事情のよ〜に舗装なんかしていないところが
多々あったと思いますから、とてつもなく大変だっただろ〜と想像されますね。

ということでここではあくまで計画的なことをお話ししましたが
ご自分の体力と仲間の励ましで意外な力を発揮できるとき
ありますから自分の事を信じて歩き切って欲しいと思います。

投稿情報 : 2005/10/30

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